こんにちは、ほんちゃん(@hmasa70)です。
梅雨は長雨で衣服も乾きにくく、なんとも嫌な季節ですね。
でも、この時期だからこその楽しみもあります。
ボクの場合は、「赤しそジュース」をつくること。
農家は梅雨になると自家製の赤しそジュースをつくるのが定番です。
大量につくって冷蔵庫に保管しておけば、暑い夏にも最適の一品!
我が家でも大人気で、子どもたちもジュースづくりを毎年手伝ってくれます。
簡単にできるので、そのつくり方を紹介したいと思います。
そもそもボクが赤しそジュースを知ったのは、福岡県遠賀町で地域の特産品づくりができないかと相談があったこと。
田んぼの風景が広がる小さなマチで、何があるだろうかと地域をぐるぐると回っていました。
その際、たまたま取材で訪れた農家の自宅で出されたのがこの赤しそジュース。
さわやかな味わいで、暑さと疲れがとれました。
素材も何も知らされずに飲んだので思わず、
「これはなんですか?」
と聞くと、むしろ知らないの?という反応。
聞けば、農家はよく赤しそでジュースをつくるのだそうです。
糸島の知り合いの農家に聞いても、「そうだよ」とあっさり。
まだまだ、知らない世界はあるものです。
遠賀町は香りのよい「芳香」という種類を種を外部に出さすに地域で大事に育てています。
そうした経緯もあり、遠賀町では「赤しそ」の特産品化が進むことになりました。
今でも「赤しそジュース」は販売しているようです。
ボクが関わった当時とはだいぶデザインも変わっています。
開発プロセスやプロモーションでも、かなり苦労しました。
その内容については、また別の機会に記事にしたいと思います。
さて、肝心のつくり方です。
まず、赤しそを仕入れる必要があります。
6月になるとぼちぼちスーパーや直売所で束になった赤しそが販売されます。
福岡の場合、1束でおよそ200〜250g(茎除く)で200〜300円が相場のようです。(時期によって変わります)
我が家の赤しそジュースのレシピは以下の通り。
砂糖はアレンジできるので、いろいろと試してみてください。砂糖少なめにしてはちみつを多くしたら味はよくなります。きび砂糖にしている人もいました。
また、クエン酸ではなく、お酢を使う人もいます。我が家は、ヨメがお酢の香りが苦手なので、クエン酸を使用しています。
保存用に濃くつくる人は水を少なくして砂糖を多くしたりすると長持ちします。
飲むときは水や炭酸で割ったり。我が子たちは、飲み慣れてしまい、濃い原液をそのまま飲んでますがw
買ってきた赤しその葉っぱを茎から取ります。
赤しそは鮮度が落ちやすいので、買ってきたその日のうちに作業しておくのがベスト。
葉っぱと茎の間にある細い枝(葉柄)を残すかどうかは、農家でも意見が分かれますが、色が出るので我が家は入れています。
あまり入れるとエグみが出るみたいなのでお好みで。
次に葉っぱを煮出します。
我が家には大鍋がないので、葉っぱを数回に分けて煮出します。
沸騰したお湯につけるとすぐに色がでるので、1~2分くらいですぐにあげる感じ。
それを数回繰り返すと原液ができます。
一旦火を止めてから、今度は砂糖とはちみつを加えます。
この段階ではかなり濃くなっても大丈夫です。
最後にクエン酸を加えると透明度のある、あざやかな赤紫に!
できた後はしばらくそのままにして粗熱をとり、ペットボトルなどに移して冷蔵庫に保管すれば大丈夫です。
暑い時期との相性がいいので夏場の間に飲み切る感じがいいと思います。
とても簡単なので、ぜひ試してみてください。
【追伸】
この記事を書いたあと、赤しそジュースのステキなページを発見しました。
ジュース以外のアレンジなども載っているので参考にしてください。