こんにちは、ほんちゃん(@hmasa70)です。
地域づくりのフリーランスとして働くようになって1ヶ月が経過しました。
独立の挨拶まわりや開業や保健などの手続きに追われながらも、新しい仕事もぼちぼちいただいています。
飛び出してみると、これまで見えてこなかった世界が見えてくるもの。
まだサラリーマンとしての意識も残っているうちに、フリーランスという働き方で気づいたことを記録しておきたいと思います。
フリーランスを目指している人の参考になれば幸いです。
もし、ボクがなぜ地方でフリーランスになる道を選んだのか?フリーランスになるまでにどんな準備をしたのか気になる方は、以下の記事を参考にしてください。
フリーランスになって最初に感じたのは、圧倒的な「時間」の自由。
朝起きる時間から、平日を休んだり、週末に仕事をするのも自由です。
当たり前ですが、就業時間などに束縛されないので、自分の好きなとき、相手の都合に合わせて予定を組めます。
独立の挨拶と営業を兼ねて動き回っていたというのもありますが、ボクはフリーになったとたん、人と会う時間がめっちゃくちゃ増えました。
17年間もサラリーマンだった悲しい性で、時間が空くのが怖くて仕事や用事を詰め込んでしまいます。
特に序盤はお祝いなどの飲み会も多く、生活リズムが乱れがち。
フリーランスになる際は、さぼりすぎて自堕落になることを心配するよりも、予定を入れすぎてキャパシティオーバーで周りに迷惑をかけることを心配した方がいいかもしれません。
一方で、会社員時代のルーティンワークの良さも再認識させられました。
決まった時間帯に、事務連絡や作業確認、日程調整などのタスクを組み込んでおくと、抜けがなくなります。
ボクの場合は、子どもたちよりも2時間前に起き、まとまった時間を確保しています。
今後、繁忙期になるとどうしてもデスクワークが中心となり、外部に出ていき視野を広げる機会がおろそかになるはずなので、交流やネットワーク活動、情報収集をどうルーティン化していくかが課題だと思っています。
ボクの場合、従前と同じコンサルティングをナリワイとしているわけですが、仕事相手や中身は変化しています。
フリーランスになって気づいたのは、会社に相談するまではないが、個人だったら相談したいレベルの小さな仕事がたくさんあるということ。
特にボクの場合は、行政相手にコンサルティングサービスを提供していましたが、その際に地域コミュニティに深く関わっていたおかげで、現在は民間企業から地域コミュニティとの付き合い方の相談をよく受けるようになりました。
住宅団地や商業施設を立地する際、コミュニティとの協議や地域貢献を求められる機会が増えています。
その際、行政や自治組織が求めている内容や着地点、思考プロセスなどを一緒に検討してほしいという要望もあるわけです。
こうしたニーズは、仕事の相談を受けて初めて気付かされるものばかり。
周りの人たちがボクの仕事の幅や可能性を勝手に引き出してくれます。
自分の職能はなかなか客観視できません。自分で仕事開拓を悩むより、むしろ自分の能力を知っている仲間を周りに増やすことの方が今後の仕事づくりにつながりやすいのではと思うようになりました。
一方で、従来の行政支援のコンサルティング業務は減少ぎみ。
ボクはフリーランスになって、業務期間が長すぎるものや1つの業務に収入の依存度が高くなりすぎないように気をつけるようになりました。
少数の高単価な仕事を狙うハイリスクハイリターン型の仕事スタイルではなく、単価は安くとも面白い案件を複数掛け持つリスクヘッジ型の仕事スタイルが自分には合っているようです。
時間管理と共通する部分もありますが、より中長期的な視点で仕事をマネジメントしていかないといけません。
現在悩んでいるのがやるべきことからやりたいことへのシフト。
ボクの場合、かなり気が多くいろんなプロジェクトに関わりすぎてオーバーフローしてしまったり、ボランティアばかりで収入が低下してしまうことが心配です。
さらにフリーランスでは会計や事務手続きなどの雑務の時間も確保しないといけません。
③会計・事務処理などは、アプリを活用して時間を節約できますが、課題は②将来の仕事としたい領域での仕事を創るために、現在どれだけの時間を費やせれるかです。
やり方としては、①現在の仕事から②に移行できるものを選択していくこともありますが、ボクの場合、④の地域課題のボランティアなどのプロジェクトをローカルビジネスとしてマネタイズしていきたいと考えています。
ただ、自分という限られたリソースの中で、どこまでやれるかはまだまだ見えていません。
もしかしたら、④はあくまで情報収集や発信のためにボランティアとして関わり続け、別分野できっちり収入を得るほうがいい可能性もあります。
まだまだフリーランスを始めたばかりなので、これから試行錯誤していきたいと思います。