フリーランス

地域でフリーランスという働き方を3ヶ月してみて

こんにちは、ほんちゃん(@hmasa70)です。

地域でフリーランスという働き方をはじめて、はや3ヶ月。

1ヶ月を過ぎたころに、下記のような記事を書きましたが、それからあっという間に2ヶ月過ぎました。

フリーランスとして働きはじめて1ヶ月で気づいたこと

2018年7月16日

読み直してみると、だいぶ状況や心境も変わっています。

自分の備忘録も兼ねてその変化を綴りたいと思います。

地域でフリーランスという働き方に興味がある人の参考になれば幸いです。

1ヶ月目は危機感に襲われる

最初の1ヶ月間は、ある意味で危機感に襲われっぱなしでした。

以下のような焦りがあり、空き時間があれば、挨拶まわりなどで、スケジュールをとにかく埋めていました。

【初期の焦り】
  • 動かないと仕事の相談がこない
  • 自由時間をサボるともったいない
  • 飲み会は断ってはいけない
  • 仕事数が少ないと恥ずかしい
サラリーマンと違い、フリーランスは暇になると収入減に直結します。

空き時間はもったいない。

何か有益に使わなければという強迫観念が働きます。

当時の日常を振り返ると早朝からワークを行い、午後は打ち合わせに飛び回り、夜は毎晩飲み会や交流会。

深夜はオンラインでの情報収集、ブログを書いたり、読書をしたりという感じ。

平日の負担を軽くしようと、土日もまったく同じように働いてしまう始末でした。

2ヶ月目に気づいた固定観念

最初の1ヶ月は会社員時代より働いていたかもしれません。

出張や業務、飲み会が重なると当然、カラダに無理がきます。

2ヶ月目に入るとだんだん無気力に。

このままではまずいと思い、思い切って2〜3日何もせずに過ごしました。

昼間にスーパーに買い物にいったりすると、最初のうちは、やはり世間の目が気になります。

無職とか思われているんだろうな、と勝手に考えたり。

でも数日すると、いかに自分が周りを気にしすぎているか、を見直すいいきっかけになりました。

「仕事は忙しくないといけない」というのも固定観念。

忙しくなくても、ちゃんと稼げればそれでいい。

本心からそう思えるとだいぶ楽です。

自分の気持ちが好転すると、仕事も順調に回り始めました。

3ヶ月目に陥った自己嫌悪

仕事が回り始め、ほっとするとサボりぐせが出てしまうのが、ボクの悪いところ。

新しいクライアントとの仕事は新鮮ですが、3ヶ月目ぐらいになると慣れてきます。

フリーランスは会社員と比べて可処分時間が多いので、持て余しぎみに。

最初のうちは、視察や勉強会などにも足を運ぶのですが、それでも余ります。

ムダに経費をかけるのもどうかと思い、自宅で作業をする日も増えました。

そのうち昼寝をしたり、映画を見たり、子どもと公園で遊んだり。

昼間からお酒を飲んで寝たりすると、さすがに「こんなことをしていていいのか」と自己嫌悪にも。

上司や同僚、管理者がいるわけではないので、だらけようと思うと歯止めがありません。

3ヶ月目は、自由時間を持て余しぎみで孤独に悩まされました。

会社員時代より感じる仲間のありがたさ

運がよかったのは、独立前から気軽になんでも相談できる仲間がいたこと。

同じようなフリーランスの友人もいて、上記の自己嫌悪の話をしても、「フリーランスあるあるだよ」と笑ってくれます。

そう聞くだけで、ずいぶん気が楽になりました。

フリーランスの仕事は、クライアントと会うことは多くても、けっこう孤独です。

上下の人間関係が希薄になる分、気軽に相談できる仲間や友人といったヨコのつながりの大切さを感じました。

コンサルティングの単価設定などは、ネットでも情報がなかったり、相談しにくいもの。

ほんとに小さな取り組みですが、非公開で無料のオンラインサロンをつくったりしています。

ボクと面識のある人限定の会ですが、今後はこうしたフリーランス同士の悩みをお互いが支援しあうネットワーク活動も大事になるのではないかと思います。

可処分時間の投資先

持て余し気味だった可処分時間については、最終的には原点回帰。

フリーランスとして働きはじめて1ヶ月で気づいたこと

2018年7月16日

1ヶ月目に書いた記事を読み直し、将来のために収益性が高く自分が楽しめることに投資しようと思い直しました。

具体的には、地域で起業したり、事業を興す人たちと会う時間を増やしました。

そのおかげで、面白い事業や拠点づくりのプロジェクトが立ち上がりそうです。

独立して3ヶ月を過ぎ、当初の高揚感はなくなりましたが、逆にずいぶんと冷静に自分を眺められるようになりました。

フリーランスという働き方は、孤独なので周りから指摘をもらいにくいもの。

外部の変化へのアンテナだけではなく、自分自身を客観視することは大切だなと改めて思いました。

このブログを読んで一番助かっているのは自分自身。

これからも機会をみながら、フリーランスという働き方を常に見直していこうと思います。

ほんちゃん(本田正明)

地方生まれ、地方育ちの40代子育てフリーランス。都市計画の専門家ですが、地場企業や大学、自治体と公民学連携プロジェクトに携わっています。学生たちと農漁村での地域づくりやソーシャルビジネスを展開中。フィールドワーク大好き。福岡県糸島市在住。九州産業大学非常勤講師。

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