地域交流・体験

フォレストアドベンチャー・糸島を親子で体験

こんにちは、ほんちゃん(@hmasa70)です。

フォレストアドベンチャー・糸島に初めて行ってきました。

「近場だからいつでも行ける」というナゾの安心感から、なかなか足を運びません。

新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言は解除されましたが、学校のクラブ活動は休止中です。

バスケができない息子は、週末にやることがなく、体力を持て余し気味。

せっかくなので体験してみようと、一緒に遊びに行ってきました。

申し込みはオンラインの事前予約で

フォレスト・アドベンチャーは自然共生型のアウトドアパーク。

自然の森を活かした空間で、フィールドアスレチックを楽しむことができます。

フランスで生まれたアウトドアで、全国で34箇所ほど(2020年時点) 展開して おり、 2012年に糸島にもできました。

公式サイトをみると、オンライン事前予約が必要とのこと。

梅雨時期は利用は少ないかなと思うと、週末はほとんど埋まっています。

土曜日の朝一番の9時が空いていたので、なんとか予約できました。

前日までネットでキャンセルできるので、確実に行きたい人は1ヶ月ぐらい前に押さえた方がいいかもしれません。

現地へは白糸の滝側からアクセス

公式サイトにも記載されていますが、豪雨災害の影響で二丈方面からのアクセスができません(2020年時点)。

白糸の滝側の迂回ルートを使うのですが、こちらも涼を求めて多くの人が集まる行楽地。

夏場は駐車場の出入りで渋滞も発生するので、予約の時間帯によっては時間の余裕をみた方がいいかもしれません。

ボクたちは、朝イチだったので全く問題なく通過できました。

とはいえ、白糸の滝を過ぎてからも現地までかなりの距離があります。

糸島市の中心部からスタートしても40分はかかりました。

道幅は広いところが多く、離合で悩むことはありませんでした

現地には予定通り、予約時間の30分前に到着。

受付で予約の確認と支払いを済ませると、「開始10分前に集合してください」とのこと。

ちょっと時間ができたので周りを散策すると、小鳥のさえずりと小川のせせらぎが聞こえてきます。

静かな環境が心地よく、森林浴も楽しめそうです。

コースの合間を流れる小川。アクティビティ中もせせらぎの音が聞こえる
アクティビティ中はトイレができないので、受付前後に済ませておくとよいかも

ハーネスを着けて安全講習

アクティビティには必要最小限の荷物しか持っていけません。

チャックのある肩掛けの荷物入れを無料で貸してくれるので、車のキーとスマホ以外はすべて車に。

アクティビティ中の写真撮影は大丈夫ですが、「ケイタイを落とさないように気をつけて」と言われました。

ハーネスを装着してもらう

スタッフが準備しているハーネスの数をみると、ざっと30人ぐらいは来そうな感じ。

でも朝9時台のスタートは自分たちだけでした。

後ろの人が迫るプレッシャーがないので、ゆっくり楽しめそうです。

まずはスタッフから、安全講習を受けます。

セルフビレイ(命綱)の使い方を習うのですが、コレが結構覚える要素が多くて大変……。

頭の固くなったオジサンが動作を理解するまで、かなり時間がかかりました。

息子はなんなく使い方を覚えていましたが、付け替え位置が高いことが多くて、苦労していました。

身長が140cm必要な理由も、 このあたりなんだと思います。

アドベンチャーコースを楽しむ

安全講習が終わるとようやくコースに。

息子は4年生なので、難易度が高いアドベンチャーコースにチャレンジしました。

コースは全体的で5種類あり、1コースから順番に辿ります。

さっそく登る木が10mを軽く超えていて、ビビります。

セルフビレイ(命綱)の金属類が結構重いので、足腰にずっしり。

行動自体はゆっくり丁寧に行うので、息が切れるほどではありません。

マスクを着けたままアクティビティを行えましたが、筋肉痛には悩まされそうです。

コースの最初は、木登りからスタート

セルフビレイはなんども付け替えるうちに自然と使い方を覚えます。

ただ難易度が高いコースになると、何度も落ちそうになり、スリルを感じます。

道具の持ち方も指導を受けたのですが、バランスを崩したときには、正直余裕がありませんでした。

アクティビティごとに難易度が記載
ビレイ(命綱)だのみのアクティビティがいっぱい

写真だとなかなか伝わりませんが、相当の高さ。

樹木の陰だったり、足元に小川が流れているおかげか、暑さはほとんど感じませんでした。

足元に流れる小川

ジップスライドとスパイダーネットが魅力

コースの最後は、ジップスライドで地面に着地。

一番長いところで100m以上もあり、かなりのスピードも出ます。

正直、これをやりたくて他のアクティビティをやっているようなものです。

動画をみてもらうとわかりますが、くるくる回転してしまいます。

正面での着地は、全然できませんでした。

着地地点にはクッション材として木材のチップが敷いてあるので、衝撃はほとんどありません。

ただ、前日の雨でチップが湿っているので、服装はかなり汚れました。

ジップスライドの着地地点は木材チップが敷かれている

ジップスライドだけでも十分楽しめますが、最後のコースにあるスパイダーネットが一番人気のアクティビティなんだとか。

途中まで自然落下しながらネットに飛び移るので、他のアクティビティとスリルが違います。

動画を撮影したかったのですが、残念ながら、準備する間もなく子どもが先に飛んでしまいました。

一番人気のスパイダーネット。ここからネットに向かってジャンプする

自分で動画を撮るのは、正直ムリ。

そもそもジャンプする勇気すら、なかなか出てきません。

子どもが先に待っているのでなんとか飛べましたが、このアクティビティだけ迂回路があるのも納得です。

まあ、飛ぶまでの葛藤している時点で、子どもから「ダサい」といわれましたが……。(飛べないよりはマシ)

子どもと訪問を予定している人は覚悟しておいた方がいいです。

最後に

5コースすべて回り終わるまで、2時間半ぐらいかかりましたが、あっという間でした。

体力が持つかどうか心配でしたが、疲れるのは最初のはしご登りぐらいで、後は楽でした。

意外だったのは、子どもより大人の方が汚れたこと。

ジップスライドのワイヤーの位置が高いので、背の低い子どもはあまり地面に尻もちをつかないようです。

大人も着替えを準備した方が無難かもしれません。

それと見学者は、他に時間を潰す方法があまりありません。(有料のトランポリンぐらい)

山奥でケイタイの電波も入らなかったので、暇つぶしの準備はした方が良さそうです。

今回は下の娘を連れていきませんでしが、キャノピーコースも楽しめそうだったので、次回は一緒に連れて遊びにいこうと思います。

ほんちゃん(本田正明)

地方生まれ、地方育ちの40代子育てフリーランス。都市計画の専門家ですが、地場企業や大学、自治体と公民学連携プロジェクトに携わっています。学生たちと農漁村での地域づくりやソーシャルビジネスを展開中。フィールドワーク大好き。福岡県糸島市在住。九州産業大学非常勤講師。

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