こんにちは、ほんちゃん (@hmasa70) です。
真夏のレジャーといえば海水浴。
コロナウイルスの影響で遠出は厳しい状況なので、地元で泳ぎに行きました。
実は糸島は元々海水浴が盛んな場所で、芥屋や深江などの海水浴場では毎年多く人でにぎわいます。
糸島には海水浴場だけでなく、大小様々な砂浜の海岸があり、 いたるところで海水浴を楽しめます。
今回訪れた鹿家も砂浜が広がる海岸の一つ。
海岸そばの初潮旅館は、昭和30年代から営業している老舗です。
海のすぐそばにあり、「お風呂付き海の家」を期間限定で行なっていると聞き、体験していました。
初潮旅館は、糸島市二丈鹿家にあります。
糸島市の中心部から車で30分ほど。
福岡市内からだと1時間ちょっとかかります。
糸島は大きな海水浴場がいくつもあるため、鹿家の海岸は穴場スポットです。
旅館のすぐそばには、東西に長く砂浜が広がっています。
駐車場に車を停めると波の音が聞こえてきました。
初潮旅館に入ると、子どもたちはソワソワしっぱなし。
なにせ、ロビーから砂浜と打ち寄せる波が見えます。
早く泳ぎたくて仕方がないようでした。
検温とアルコール消毒をしてから受付です。
お風呂の場所などを教えてもらいながら、海の家に移動。
仮設の建物が別にあるのかと思いきや、旅館内の座敷を案内されました。
普段は大衆演劇場として利用している場所なんだとか。
海岸に降りずとも、間近に海が眺められます。
窓が北向きなので日差しが入らず、風がよく通ります。
クーラーをつけずとも、十分に涼しい環境でした。
ちょうどランチもプレ実施中とのこと。
昼前に着いたのですが、子どもたちは早く泳ぎたくてしかたがない様子。
時間に合わせて料理を準備できるということで、注文を先に済ませて早速海に繰り出しました。
初潮旅館では、浴室から直接海につながっています。
浴槽のすぐそばにシャワー室があり、階段で降りるようになっています。
脱衣所で水着に着替えるだけで、すぐにお風呂に入れてめちゃくちゃ便利。
「泳いだ後はシャワーで砂を落として、水着を脱いでお風呂に入ってください」とのこと。
息子は着替えると、私など待たずにあっという間に海まで駆け下りて行きました。
訪れた当日は、35度を超える猛暑日。
嫁は海に入らず、ずっとテントにいてバテ気味になりました。
途中から海の家に戻って休んだので、熱中症など大事に至りませんでした。
海岸には日陰になる場所がほとんどないので、泳がない人は海の家を借りた方がいいと思います。
テントは暑すぎて、荷物置き以外にはほとんど役に立ちませんでした。
砂浜も引き潮でナギだったこともあり、子どもたちはずっとはしゃぎっぱなし。
遠浅の海なので、小さな子どもでも目を離さないかぎり安心です。
平日に訪れたこともあり、他の客はほぼなく貸し切り状態。
周りを気にすることもなく、気がつけば3時間も遊んでいました。
のんびり過ごすには、最適な環境です。
お昼は平日限定ですがランチも提供していました。
とんかつとハンバーグを食べましたが、どちらもボリュームがあって美味しかったです。
ちなみに子どもたちには卵焼きが人気。
メニューや提供日などは公式サイトをご確認ください。
(2020年8月4日時点)
初潮旅館の海の家の最大の魅力は、なんといっても海水浴後のお風呂。
シャワーで砂を落とし水着を脱いだら、そのまま飛び込めるのは最高です。
海での汚れと疲れが一気にとれます。
湯加減は少しぬるめでしたが、肌が日焼けしていてお湯がしみるので、ちょうどいい設定でした。
よっぽど疲れたのか、リラックスできたのか、息子も湯船でうつらうつらするほど。
海辺の旅館で味わえる最高のゼイタクでした。
ボクも帰らずにこのまま泊まってしまいたい、という誘惑なんども駆られました。
風呂上がり後は、伊都物語のオリジナルのソフトクリームがオススメ。
ミルクとヨーグルトがブレンドしてあり、ほのかな酸味が絶品です。
他に女将のセレクトデザートもあるんだそう。
(2020年8月4日時点)
今回、初潮旅館の海の家は初めて訪れたのですが、とても楽しめました。
計画性がなく当日の思いつきの行動だったので、タオルを忘れたりと準備不足を露呈してしまいました。
でもスタッフの方々がとても親切で、ほんと助けられました。
事前の電話で女将さんに、「とにかく来ればなんとかなりますよー!」といってもらったのですが、ほんとにその通りでした。
ほとんど不都合はなかったのですが、あえて気になる点をあげるとすると、海水浴客用のシャワールームの数かなと思います。
男女それぞれ1室ずつしかないので、土日だと営業時間の終わり際に混みそうかなと。
とはいえ、日帰りではもったいない環境なので、週末利用の場合は宿泊も兼ねてゆっくり滞在するのも手です。
スタッフと話しながら気づいたのですが、初潮旅館はJ R鹿家駅から徒歩7分の立地。
公共交通で気軽に楽しめる海水浴場や海の家はそんなにありません。
次回は、電車の旅で一泊旅行で訪れたいと思います。