福岡市海釣り公園で手ぶらで海釣り体験

福岡市海釣り公園の第一釣台桟橋 地域交流・体験

こんにちは、ほんちゃん (@hmasa70) です。

コロナウイルスに伴う緊急事態宣言が解除され、少しづつ日常が戻りつつあります。

天気がよい日は、屋外で子どもたちを遊ばせたいもの。

『あつまれどうぶつの森』の影響もあって、子どもたちがリアルな釣りを体験したいという声もあり、海釣り公園にいってきました。

とはいえボクは初心者なので、自分たちだけで本当に釣れるのか不安です。

サイトを見ると、「手ぶらで海釣り体験」プラン(令和2年3月末まで)があったので、早速申し込んで参加しました。

送迎もついた「手ぶらで海釣り体験」プラン

「手ぶらで海釣り体験」の申し込みは4人からですが、送迎付きです。

自家用車を持たないファミリーにはありがたいサービスです。

当日は、朝9時30分に九大学研都市駅に集合。

ボクが住む糸島の最寄り駅(筑前前原駅)からだと4駅です。

駅についたときには、お迎えのワゴン車が待機していました。

運転手さんと話すと、新型コロナの非常事態解除後、来訪者は徐々に回復しているとのこと。

「ありがたいことに、土日は予約が全部埋まっています」

そんな話をしていたら、あっという間に現地に到着しました。

福岡市海釣り公園の送迎してもらったワゴン車と海釣り公園の桟橋

福岡市海釣り公園の状況

入口で名前を伝えると手際良く受付をしてもらい、手ぶら体験カードをもらいました。

釣堀は水面からけっこう高くフェンスもないので、子どもはライフジャケットが必修とのこと。

大人も任意(無料)で借りられるので、安心・安全のためにも着用がオススメです。

海釣り公園入口でライフジャケットを身につける子どもたち

海釣り公園は、南北にT型になった釣台です。

両翼がそれぞれ100m近くあるので、かなり広く感じます。

中央部には大きな塔もあり、 休憩場所や売店もあります。

とはいえ通路の幅はせまく、足元から水面も見えるので、高いところが苦手な人は怖さを感じるかもしれません。

桟橋中央のテントにつくと、スタッフが人数分の釣竿と仕掛けを準備してくれていました。

福岡市海釣り公園の見取り図

日陰スポットで海釣り体験開始

釣具を渡してもらうと、さっそくポイント探し。

最初は、 第一釣台の中央付近(売店そば)で釣り始めてみましたが、潮の流れが良くないということで、第二釣台(南)に移動。

「今日は暑くなりそうなので、日陰にしましょうか」 と屋根がある場所を選んでくれました。

海釣り公園は営業再開後、完全予約制です。

入れ替えの合間のタイミングに手ぶら体験を行っているので、人がほとんどおらずポイントが選び放題。

おかげでトイレや手洗い場にも近いスポットで釣りをはじめられました。

トイレや手洗い場にも近い日陰のスポットで海釣りを開始する

手ぶら体験の仕掛けは、サビキ釣りです。

アミカゴにエサとなるオキアミ(小エビ)を入れて、揺らしながら擬似餌の付いた針で釣る簡単な方法です。

とはいえ、子どもたちはすべてが初めてなので、リールの使い方から教えてもらいます。

海に投げるとすぐにアタリがあり、イワシがどんどん釣れました。

10cmサイズの小型ばかりですが、初めて釣れた子どもたちは、興奮しっぱなし。

ベラ、スズメダイ、カタクチイワシ、藤五郎イワシなどが次々に釣れます。

イワシはバケツから逃げたものも含めると50匹以上釣れました。

20cmぐらいのクロも釣れました

途中、娘が 25cmぐらいのバリ(アイゴ)という魚も釣れました。

そのとき、「危ないから触らないで!下がって!」とスタッフの大きな声。

大きなトゲには、かなり強い毒があるのだとか。

素人には海や魚の知識がないので、いざというときにほんとうに助かります。

食べるとおいしいということで、処理をお願いしました。

危険な魚でも、お願いするとウロコやハラワタ取りなどもしてもらえるので、ありがたかったです。

トゲに毒があるというバリ(アイゴ)

釣りになじみがない人も来やすい環境づくり

12時になるとテントに戻り昼食です。

手ぶら体験プランには、鯛めしと味噌汁が付いていました。

5月末で日差しが暑いとはいえ海風が強いので、お味噌汁で身体が温まります。

子どもたちは体力が有り余っているので、食べ終わるとすぐにそばのタッチプールでヒトデやフグと遊んでいました。

ヨメいわく、トイレもキレイで清潔だったとか。

お母さんと小さな子どもの2人でも十分に楽しめそうです。

あたりをみると、女性だけのグループもけっこういます。

施設内は全面禁煙にするなど、これまで釣りになじみがない人たちにも来やすい環境づくりに取り組んでいるようです。

ヒトデやなまこ、ふぐなどに触れられるタッチプール
ヒトデやなまこ、ふぐなどに触れられるタッチプール

マダイ釣りと魚さばきの体験

午後はお待ちかねのマダイ釣り体験。

いけすのマダイはどれも1kgぐらいのサイズで、小さな子どもには釣るのは難しそうです。

4人で1匹ということで、小学4年の息子が釣ることにしました。

チヌ用のエサの付け方を教えてもらい、いざトライ!

うまく合わせることができず、何度もエサだけ取られます。

「マダイは賢いから、うまく狙って!」

スタッフのアドバイスに従いながら、3回目で何とか釣り上げました。

釣りあげたマタイはどうするのだろうと思っていると、その場で〆てウロコ取りや三枚おろしも体験させてくれるとのこと。

刺身や寿司好きの息子は、自分がすべてを手伝えるので大喜びです。

一方で、ヨメとボクは危なっかしい手つきにヒヤヒヤしっぱなし。

力がいる部分や危ないところは、スタッフが手伝ってくれて無事三枚におろすことができました。

ウロコ取りは、小さい子どもも参加して、自分が釣った魚のウロコも一緒に取らせてもらいました
ウロコ取りは小さい子どもも参加。自分が釣った魚のウロコも一緒に取りました
マダイの三枚おろし体験は子どもの手つきにヒヤヒヤもの
マダイの三枚おろし体験は子どもの手つきにヒヤヒヤもの

さいごに

10時から14時までの4時間というのは長すぎないか?と正直思っていました。

しかし、大量に釣れたこともあり、終わってみるとあっという間。

海釣り初心者でも十分に楽しめました。

ただ、たしかに手ぶらで参加できますが、魚を持ち帰るクーラーボックスは準備した方がいいかもしれません。

思った以上に釣れたので、持っていた保冷バックはパンパンでした。

氷も100円で売っているので、現地調達できます
発泡クーラーも売店に売っていました

電車移動ということで、荷物の多さと臭いが気になりましたが、問題ありませんでした。

マダイ1匹の釣りとさばきの体験に加えて4人分の貸竿、エサ代、昼食と送迎込みで、かかった費用は1家族6000円ほど。

正直、コストパフォーマンス良すぎです。

子どもたちは「すぐにまた行きたい!」というくらい満足度も高かったです。

初めての人でも安心して楽しめるので、釣りをしたい子どもがいる家族はぜひ、一度体験してみてください。


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営業日時や予約方法、イベントの内容などは変更される場合がありますので、事前にご確認ください。