こんにちは、ほんちゃん(@hmasa70)です。
筑後七国酒文化博をご存じですか?
九州芸文館(九州新幹線筑後船小屋駅ヨコ)で毎年春に開催されるイベントです。
電車や新幹線で気軽に参加できる酒蔵イベントとして、参加者は年々増えており、今では5,000人を超える規模に。
筑後9蔵の地酒を飲み比べできる貴重な機会を提供しています。
ボクも毎年のように参加する筑後の地酒好き。
2019年は4月6日(土)に開催されるということで、仕掛け人である九州芸文館の安西司さんに、見どころを聞きました。
筑後の地酒や飲み比べに興味ある人は参考にしてください。
筑後七国酒文化博の仕掛け人
酒文化博の仕掛け人の安西さんは、九州芸文館の地域交流担当のスタッフです。
とはいえ、本職は陶芸家。
地元の船小屋鉱泉を釉薬として使った「船小屋鉱泉焼」をつくられています。
また、船小屋が温泉郷として栄えたころの旅館マップをつくるほど、地域愛を持った情熱家でもあります。
ボクが九州芸文館の構想やコンセプトづくりをお手伝いしたのがご縁。
地域文化や人を大切にしたいという思いが共通し、今でもまち歩きやお酒の会を一緒にさせていただいています。
筑後七国酒文化博の思いとは?
酒文化博への思いを改めて聞いてみました。
地元の人に地酒を飲むだけでなく、お国自慢して欲しくて。
全国で有名なお酒やワインと比べても、筑後の酒は引けを取らないです。
普段飲むお酒の選択肢に地酒も挙がってほしい、というのが願いですね。
飲み放題だとどうしても、酔うことが目的になってしまうので。
筑後のお酒の特徴
同じ銘柄でも、毎年少しずつ味が変わるのも楽しみの1つです。
つやおとめはJAみなみ筑後と酒蔵が共同開発したお米なんですが、実はご飯米です。でも、お酒がおいしいんです。
こちらは山田錦と雄町のブレンドです。
今年は100円、200円のお酒もどこもレベルが高いです。
山川みかん(玉水酒造)は、ベースげ梅酒なので、甘すぎない口当たりです。
つくし梅酒17度(西吉田酒造)は梅酒の中ではナンバーワンだと思います。
酒文化博のもう一つの魅力
酒文化博のもう1つの魅力が、お酒のアテ(つまみ)。
よく屋外のイベントでは、唐揚げやコロッケなどの揚げ物が販売されますが、それだとビールの方が相性がよくなります。
この酒文化博では、地元で愛されているお酒のアテが多数出品されます。
ハヤの甘露煮やかす漬けや手づくり豆腐など。
また、北九州名物のじんだ煮(ぬかだき)も特別出品されるそうです。
ボクのオススメはなんといってもセロリの酢漬け。
日本酒との相性がバツグンです。
酒文化博は食べ物の持ち込みもできますが、ぜひ地元の酒のアテも楽しんでほしいです。
さいごに
酒文化博は、地元による酒蔵応援の位置づけなので、あまり情報が出てきません。
5回目にしてようやくチケットピアで前売り券の取り扱いを始めたくらい。
でも地元の人たちが相手なので、各蔵の勝負酒ばかりです。
正直、筑後の地酒好きして、あまり知られてほしくないイベントでもあります(笑)
このブログを読んだ方はぜひ酒文化博に足を運んでいただいて、筑後の地酒ファンになってほしいです。