失敗の連続だったフリーランスの確定申告顛末記

フリーランス

こんにちは、ほんちゃん(@hmasa70)です。

フリーランスになって初めての確定申告が無事終わりました。

分からないことだらけで迷いまくり、かなり時間を取られました。

正直、初めての人は税理士や青色申告会などに相談した方がいいです。

ネット情報を集めても、人によって条件が違うの間違いやすかったり。

確定申告の手続きの流れについては、下記のブログにまとめたので参考にしてください。

e-taxでのフリーランス確定申告の手続きまとめ

2019年1月17日

ここでは、ボクの失敗談を中心に綴りたいと思います。

こんなことでつまずくんだと、一笑してもらえればありがたいです。

青色申告と白色申告の違いって?

そもそも、恥ずかしいことに確定申告に「青色」と「白色」の種類があることを知りませんでした。

なんで色が分かれているの?という感じです。

知らない人のためにメリット・デメリットを整理すると以下の通り。

青色申告白色申告
メリット・青色申告特別控除(最高65万円)
・赤字が繰り越せる(3年間)
・家族への給与が経費にできる
 (青色事業専従者)
・事前申請が不要
・帳簿づけが簡単
・提出書類が少ない
デメリット・事前申請が必要
・帳簿づけが面倒
・提出書類が増える
・青色申告の特典なし

65万円や青色専従者が魅力的だったので、気楽に青色申告を選択しました。

それが苦悩の始まりでもありました。

帳簿をつけ間違える

最初のつまずきは帳簿づけ。

家計簿はつけていたけど、複式簿記はよくわかっていませんでした。

会計ソフトを使えばなんとかなるだろうと、ネット情報だけで3ヶ月ほど帳簿をつけていました。

住宅ローンや株の配当などの処理がわからなかったので、青色申告会に入ったのですが、帳簿をみてもらいながら、最初にいわれた一言がこれ。

「このつけ方だと白色にしかなりませんよ」

意味がわからず、かなり慌てたのを覚えています。

簡単にいうと、事業用のベースとなる通帳をつくっていなかったのが原因。

経費と売上だけをプライベートの通帳から抜き出してつけていたので、通帳の残高との整合性が確認できませんでした。

基本的なことを教えてもらい、3ヶ月分をつけ直す羽目になりました。

これから独立する人は、ちゃんと事業用の通帳をつくった方がいいです。

でも申告時に指摘を受けて、全部入力し直すことを思うとゾッとします。

青色申告会は2万円/年ぐらいかかりましたが、早めに相談したおかげで助かりました。

節税対策は申請で苦しむ

帳簿の付け方もろくに知らないくせに、節税対策なんかは懸命に調べたりしてしまいます。

ボクなりに調べて取り組んだ節税は、以下の3つ。

  • 開業費をつける
  • 小規模企業共済への加入
  • 青色事業専従者給与をつける

開業費は、開業前にかかった費用をエクセルにまとめて、レシートなどを保管しておけば大丈夫です。

小規模企業共済も積み立て金なので、商工会などで申請して、毎月支払うぐらい。

気になる人は、小規模企業共済(中小機構)のサイトを参照にしてください。

問題は青色事業専従者給与です。これがなかなか高いハードルでした。

申請関係だけでもざっと以下の通り。

  • 青色事業専従者給与に関する届出(税務署)
  • 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請(税務署)
  • 所得税徴収高計算書の提出(税務署)※上の特例で年2回
  • 青色専従者の年末調整(市区町村)

手続きがめっちゃ多いです。

源泉所得税の納期の特例の申請を忘れると、毎月税務署に申請しないといけなくなります。

ボクはe-taxで自宅から申請できることを知るまでの間、2回ほど税務署に通っていました。

ちょっとした情報も知らないと手間をとってしまいます。

年末調整も国税局から分厚い資料が届くので、何をしないといけないのか分からずにかなり慌てます。

マニアックすぎるのか、ネットにあまり情報がなかったり……。

しかも手続きはe-tax(国税ポータル)と似て非なるel−tax(地方税ポータル)で行わないといけません。

最初は本気で誤植じゃないかと思ったくらいややこしい。

手続きもかなりメンドウなので、理解するまでかなり時間がかかりました。

青色事業専従者を使おうと思っている人は覚悟をしていたほうがいいです。

国民年金、国民健康保険料の罠

手続きというより、資金を準備しておかないと大変な目にあうのは、国民年金と健康保険料です。

特に健康保険は、会社員のころは会社が半分負担しているので、フリーランスになるとその負担がめちゃくちゃ重たく感じます。

前年度の給与によりますが、ボクの場合、2つあわせて100万円以上かかりました。

この費用は事業の融資などではまかなえないので、自前で準備しないといけません。

年間の事業計画を組み立てるときに、こうした費用を見落としがち。

ボクの場合は退職金と仕事の前受金で乗り切りました。

個人事業主のお金はプライベートと一体だったりするので、資金がショートしないように資金繰りは余裕をみておく必要があります。

自宅兼事務所にするときの注意点

これまで住宅ローン控除を受けていて、自宅を事務所と兼用にする場合は注意が必要です。

ボクの場合、自宅の100%を居住用としながら、事業用にも按分して経費を申請していました。

必要以上に経費を申請すると、税務調査で指摘を受けかねません。

青色申告会にチェックしてもらってわかったのですが、ネット情報のツギハギでやっていると、相関関係がわからなかったりします。

他にも自宅兼事務所にすると、住宅を売却するときにもデメリットも。

売却時に住宅は「居住用財産の譲渡所得の特別控除」で最大3,000万円まで所得税は課せられませんが、事業用部分はこの特例を受けられないのだとか。

情報は多角的に見ないといけないことを痛感します。

失敗からの教訓

以上が、ボクが初めての確定申告の顛末です。

申告を通じて学んだ教訓は、以下の4点といったところでしょうか。

  • ネットの情報はうのみにしない
  • わからないことは早めに相談する
  • 資金は余裕をもって確保する
  • 書類は申告まで捨てずにとっておく

今回感じたのは自分のやり方が間違っていないかをネットで確認するのはかなり手間です。

確認の意図で書かれたブログや記述はほとんどないので、わかる人に相談した方が早くて確実です。

独立すると国税局に限らず、さまざまなところから書類が送られてきます。

関係ないと思わず、捨てずにとっておくことも大事だと思います。

これからフリーランスとして独立を考えている人は参考にしてください。