こんにちは、ほんちゃん(@hmasa70)です。
糸島市の二丈福吉にあるかき小屋にいってきました。
糸島には焼き牡蠣を食べられるところが岐志、船越、加布里、福吉の4ヶ所あります。
その中で唯一、電車で訪れることができるのが福吉のかき小屋です。
ハンドルキーパーやタクシーがいらないので、参加者全員でお酒を飲みたい人にとっては、ありがたいスポット。
平日は、お酒の持ち込みがOKだったり、駅まで送迎してくれる店舗もあります。
とはいえ、お店にもお酒やサイドメニューも充実しているので、手ぶらで行ってきました。
マイカーはないけど、糸島でレジャーを楽しみたい人は参考にしてください。
糸島のかき小屋のはじまり
糸島のかきは、養殖が1990年代に始まるなど、割と最近の取り組みです。
当初は直売所へ出荷などを行っていたそうですが、かき小屋が始まったのは2000年頃。
ボクが糸島に住み始めたころとちょうど重なります。
当時は、ほんとに牡蠣だけしか売っておらず、飲み物は持参が当たり前。
どうせなら景観も楽しみたいので、牡蠣を購入して、友人の別荘などの庭でバーベキューを楽んでいたのを覚えています。
それが20年も経つ間に、店舗も増え、メニューなども糸島の冬の風物詩になっています。
糸島のかき小屋は3月がオススメの理由
糸島に住んでいると、「どこの牡蠣が一番美味しいの?」と聞かれることがよくあります。
正直、ボクは店舗ごとの味の違いまではわかりません。
同じお店のカキを数年食べ比べたことがありますが、年によって出来が違ったり。
ただ、地元の人の話を聞いたりしていると、養分が多く流れ込む河口付近の漁港の方が牡蠣の生育がはやく、サイズが大きいようです。
とはいえ、個人的にはサイズよりも時期が重要かなと。
カキは1年かけて成長するのですが、11月の時点ではまだ成長途中。
2月〜3月のカキは、11月からさらに3ヶ月ほど成長しているので、身がプリプリしています。
冬場の寒さを乗り越えているので、 味がぎゅっと濃縮された感じ。
特に3月はわりと店舗も空いているのでオススメです。
福吉のかき小屋の魅力
今回、ボクが訪れたかき小屋は「ますだ」さん。
糸島のかき小屋の中でも、最初に店舗をオープンした元祖的存在です。
最寄りのJR福吉駅から徒歩で10分くらい。
ちょうどお昼につく電車でついたのですが、平日ともあって降りた人は5人くらいでした。
お店に入ると、それでも半分ぐらい席が埋まっています。
2月の平日といえどもあなどれません。
(筑前前原駅で唐津行きに接続している便もあります)
ただし、時間帯によっては便数が1時間に1便ぐらいに限られているため、糸島をいろいろと回りたい場合や飛行機や新幹線の時間がタイトな場合はレンタカーをオススメします。
ちなみに「ますだ」さんのフードメニューはこんな感じ。
店舗によっては、牡蠣グラタンのようなアラカルトを提供しているところもあります。
でも、シンプルに網で焼くものにこだわっている方が、カキそのものに力を入れているように感じるのでボクは好きです。
今回は2人でカキ2キロ、はまぐりやホタテを注文。
平日のJR利用者の特典として、エビを1人1匹サービスしてくれます。
地元の友人のおかげか、イカの一夜干しまで、おまけしてもらっちゃいました。
カキはボリュームがあるので、お昼だと一人1キロぐらいが目安かなと。
1人2000円ぐらいあれば、十分堪能できます。
福吉のかきの特徴
福吉は、河口から離れているので、カキが全体的に小ぶりだと言われていますが、2~3月にいくと他との違いは感じません。
身がしっかりしていて、シンプルな味わいです。
塩味と甘みがあるので、正直日本酒が欲しくなります。
さすがに平日のお昼から日本酒は飲めなかったのですが、ビールは飲んじゃいました(笑)
ちなみに、「ますだ」さんは、平日のJR利用者のもう一つの特典として小ビールをサービスしてくれます(2019年時点)
(※飲めない人はソフトドリンクサービス)
さいごに
糸島のかき小屋は、かなり定着した感があります。
とはいえ、もっと周辺の場所も巡ってほしいなと思ったり。
今回は時間の都合で寄れませんでしたが、福吉駅から歩いて8分ほどの場所に喜八荘という旅館があります。
玄界灘を一望できる露天風呂で、立ち寄り湯が堪能できます。
車がない人も、十分に冬の糸島レジャーを楽しめると思うので、ぜひ足を運んでください。
アクセスなどの詳しい情報は、以下のサイトを参照にしてください。